JR常磐線 上野駅で約10m手前に停止 ホームからはみ出た状態でドアを開けるトラブル

JR東日本によると、11日15時08分頃、上野駅で停止位置を誤った状態で列車のドアが開くトラブルが発生した。

トラブルがあったのは、上野駅15時13分発の勝田行きとして運転する15両編成の列車。回送列車として上野駅8番線に到着する際に、誤って最後尾の車両がホームからはみ出る形で10メートル以上手前に停車した。運転士はこれに気づかず、ドア2つ分ホームからはみ出た状態で開扉操作を行ったため、山手線などの周囲の列車を停止させて安全確認を行った。

周囲の列車は15時19分頃に運転を再開し、10分前後の遅れが生じたほか、トラブルのあった列車は30分遅れで上野駅を発車した。

このトラブルによるけが人はいなかった。

同社は、停止位置を誤った原因等について、調査を進めている。(JX通信社/FASTALERT)

最新の情報はで提供中