アスクルでランサムウェア感染によるシステム障害 受注や出荷停止

アスクルは19日、ランサムウェア感染によるシステム障害が発生し、受注・出荷業務を停止していると発表した。
停止しているのは、「ASKUL」「ソロエルアリーナ」「LOHACO」の受注・出荷業務で、すでに受け付けた注文についてはキャンセルとなる。
20日6時現在も復旧の目途は立っておらず、個人情報や顧客データなどの外部流出を含めた影響範囲については、調査を進めているという。
ランサムウェア感染による被害を巡っては、先月、飲料大手のアサヒグループHDが被害を公表し、ビールなどの出荷を一時停止したほか、昨年、スーパー「ゆめタウン」「ゆめマート」などを展開する「イズミ」、出版事業や「ニコニコ動画」などを展開するKADOKAWAグループなどでも被害が相次いだ。(JX通信社/FASTALERT)
いつもアスクルをご利用いただきまして、ありがとうございます。
— アスクル (@askul_com) October 19, 2025
ただ今、ランサムウェア感染によるシステム障害が発生している影響により、Webサイトへのアクセスを停止しております。
お客様にはご迷惑、ご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。 ただ今、復旧に向けて対応しております。…
アスクル株式会社は本日、ランサムウェア感染によるシステム障害が発生したことをお知らせいたします。
— LOHACO (@LOHACO_jp) October 19, 2025
個人情報や顧客データなどの外部への流出を含めた影響範囲は現在調査を進めており、わかり次第お知らせいたします。
また、本システム障害により、現在LOHACOの受注・出荷業務を停止しております。