太陽フレアが連続発生 12日夜から地磁気が大きく乱れる可能性 GPSなど影響注意
情報通信研究機構(NICT)の宇宙天気予報によると、太陽活動が非常に活発な状態が続いていおり、9日から11日にかけてXクラスの大規模な太陽フレア(太陽表面での爆発現象)が複数回発生した。
この影響で、12日9時頃から地磁気の急激な変動「地磁気嵐」が観測されている。
12日夜には、コロナガスの衝撃波が地球に到来すると予測されており、GPSを用いた高精度測位の誤差の増大、電力設備・短波通信障害・人工衛星の運用への悪影響が懸念されている。
大きな「地磁気嵐」が発生すると、北日本などの低緯度でもオーロラが観測されることがある。