名古屋・中部行きJTA機が緊急事態を宣言 燃料漏れの疑いで那覇空港に引き返し
国土交通省の那覇空港事務所などによると、12日午後、那覇空港を離陸した中部空港行きJTA44便が、燃料漏れの疑いがあったことを理由に緊急事態を宣言し、那覇空港に引き返した。
同便は那覇空港のB滑走路へ17時07分頃に着陸した後、付近の誘導路上で停止して機体の点検作業をした。B滑走路は、着陸後の点検で異常がないことが確認されているという。(B滑走路は通常時、着陸に使用する滑走路)
日本トランスオーシャン航空によると、同便はボーイング737-800型機での運航で、乗客149人・乗員6人が乗っていた。機体の点検作業を進めた結果、燃料漏れは確認されず、計器類にも異常がなかったことが確認されたため、当該機は13日朝から名古屋・中部行きの臨時便で運航に復帰している。
日本トランスオーシャン航空は、沖縄を拠点にジェット機で旅客便を運航するJALグループの航空会社。(JX通信社/FASTALERT)